ラム圧効果と吸気管内エアボリュームの拡大により吸気効率が向上し出力が向上します。
概ね馬力は15HP、トルクは0.3kg-mアップします。
ラム圧効果は正圧となるバンパー開口から取り入れた高圧の吸気によるものです。またエアボックス内のフィルター前後に大きな空間があることにより、アクセル踏み始めに空間に溜まっている空気をまず吸入することができるため、アクセル踏み始めのトルク感やレスポンスも向上します。バンパー開口部からフィルター後ろの空間までストレートにつながっているため、走行中は常に吸気管内の圧力を高めることができます。これは、シャシーダイナモ上のアクセル全開域の数値だけではなくパーシャル域の性能も大きく向上することを意味しており、分かりやすく体感できる部分です。
純正の可変吸気機構は廃止することになりますが、大きなエアボリュームとラム圧のダブル効果によりトルクが細ることはなく、逆にほぼ全域でトルクアップします。
F4RエンジンはDジェトロ方式のためECUのリセッティングは不要です。Dジェトロ方式の吸入吸気量測定はMAF (マニホールドエアフロー) センサーを使わず、IAT (吸気温度) センサーとMAP (吸気管内圧力) センサーにより吸入吸気量を計算しているため、エアボックスの装着により吸気量が増えてもA/F (燃調) 補正をする必要がありません。
純正の長い吸気管や可変吸気機構を廃止し、且つバッテリーも移設と同時に小型化するため、大幅な軽量化となります。
・グリーンエアフィルター付属
・バッテリー移設要 (車室内シート下等を推奨)
・バッテリーケーブル延長要 (バッテリーを室内へ移設の場合)
・クーラントリザーバータンク移設、または他社 (小カングー等) 流用、或いは社外スワ
ルタンク新設、併せてリザーバーホースも取り回し要
・ラジエーターシュラウド一部くり抜き加工要 (リブ内の一角を切除するだけのため、剛性にはほとんど影響しません)
・バンパー内樹脂レインフォース一部加工要
・ヒューズボックス移設要
・可変吸気機構廃止要 (メーター内にエラーが表示されるため、センサーは残しコネクターも結線したままにしてください)
・接続ホース別売り (ホースバンドは純正品が利用可)
4連スロットル車不適合
197/200どちらにも適合
左ハンドル車はブレーキマスターシリンダーを避けるように取り付けが必要 (長いジョイントホースを使用)
吸気口からストレートにフィルターに向かうダクト形状のため、走行中に火が付いたままのたばこの吸殻等を吸い込んだ場合、フィルターに引っかかりフィルターが延焼する恐れがあります。カーボンやFRP自体は難燃性のため、車両火災にまで至る可能性は低いと思われますが、走行中にフィルターに引っかかった燃焼物は酸素を供給され続け火の勢いを増し高温になることが想定されますので、このような危険性があることも承知した上で使用してください。
バッテリーの移設について、車室内でなくともESC HUの前方にスペースがあり小型のドライバッテリーを置くことはできます。専用トレイを製作しなければいけないことと、周囲に流用できる止め点がないため、車体に穴あけが必要で作業難易度が高くなります。またそれほど大きなスペースではないため、点火性能や冬季冷間時の始動に十分な容量のバッテリーを設置しようとするとさらに難易度が上がります。
リーズナブルなFRP使用もあります。
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